スマートフォン向けのデザイン
日本においては、スマートフォンユーザーは増加しているものの、諸外国と比較するとフィーチャーフォンの保有率が高くなっています。特に高齢者はフィーチャーフォンで通話と電子メールを中心に使う人も多くいます。日本全体ではスマートフォンへの移行が進んでいますので、スマートフォンで閲覧しやすいホームページを作成することが重要です。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc111000.html
若く政治に明るい層をターゲットに
インターネットの利用者数、利用者率はともに増加しています。自宅のパソコン58.4%、スマートフォン 42.4%となっています。ホームページをスマートフォンで見るユーザーのためにホームページの画面サイズはスマートフォンでも見やすくする必要があります。世代別ではインターネット利用率は、13〜59歳までは9割を超えているのに対し、60歳以上は大きく下落しています。高齢になるほどインターネットの利用率は減少します。また、収入が高いほど利用率が増加する傾向もあります。大都市のある都道府県を中心にインターネットの利用率が高くなっており、東京都(50.5%)、大阪府(49.0%)、神奈川県(45.9%)となっています。29歳〜49歳までの生活者にはインターネットでのプロモーションはこれから益々影響力を持っていくことは確実です。
SNS、動画、ホームページを総合的に活用
年齢が若いほど接点が高まるメディアとしては、Eコマースを除くと、電子メール、ソーシャルメディア、動画投稿・共有サイト、無料通話アプリ、ホームページとなっています。選挙プロモーションでは、Facebook、YouTube、LINE、オフィシャルサイトを連動させ効果的に使うことが重要です。また、若年層はキュレーションサイトなどのニュースコンテンツ、オンラインゲームへの興味が高く、いずれも身近な情報を共有するために使われることが中心です。仲間同士でゲームを使って交流するケースも多くなっています。選挙においては若年層が共感しやすい情報を重点的に発信してクチコミを促すなど、インターネットを戦略的に活用することができます。
資料:平成26年度 総務省「情報通信白書」
政治家とコンテンツマーケティング
ユニークなコンテンツを使ってマーケティングを行う、「コンテンツマーケティング」という手法は政治家にとっては強力な武器になりえます。政策のコンテンツで、統計では国民の関心が高いジャンルは、これは世代間にほぼ関係なく、景気、社会保障となっており、原発や国防、外交等が続きます。
都道府県や市区町村別など地域特性の分析やメディアの接触率、人口動態と投票率の相関関係から戦略を練る必要があります。また、ネットの特性から場所や時 間を問わないネットの特性を活かし、地域を越えて政策重視の政治家を応援するという動きも出てくる可能性があります。コミュニケーションデザインを行なう ことでバイラル効果を形成していくことも可能となります。
コンテンツマーケティングとInformation Design
見にくい、読みにくい、誠実な人物に見えない、難しくて堅苦しく見える…ビジュアルデザインで解決できそうな問題のように思われるかもしれませんが、実はすべて情報の組み立て(Information Design)に取り組むことが近道であり、コンテンツマーケティングの副産物がInformation Designともいえます。情報を整理し、組み立てる作業の中で、何をすれば良いか、何を伝えれば良いかを最も深く理解する必要があるのはもちろんご本人です。これによってビジュアルデザインだけでなく、政策や演説の内容、振る舞いにまで影響してくる軸が固まります。ご本人の持つ能力を最大限に引き出すのが、Information Designが最も得意とする技術であり、そのアプローチは私たちが独自に開発したメソッドです。他の誰にもできないこの技術でお客様と仕事ができることを楽しみにしています。