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地方議員選挙てビラ配布が解禁となりました

2019年3月1日に施行される改正公職選挙法で、都道府県、市、特別区の議会議員選挙でのビラ配布が解禁になりました。

都道府県議選:1万6000枚、政令指定都市の市議選:8000枚、それ以外の市の市議選と特別区議選では4000枚を配布できます。ビラの作製費用を公費で負担できるケースも増えてくると思います。

選挙プロモショーン2018

菅原文仁氏と辻中玲

菅原文仁氏(写真左)と弊社代表 辻中玲

2018年3月25日に戸田市長選挙が執行されました。菅原文仁氏が歴代最多得票となる26,029票を獲得しご当選されました。この度の選挙において、弊社代表 辻中玲率いる弊社の戦略チームは、菅原文仁氏のプロモーションにコミットさせていただきました。

情勢が刻々と変化する厳しい選挙戦でしたが、一つの信念を貫き通すことなくして勝利なきことを改めて実感いたしました。長期政権を一新する戸田市政史上においても大きな転換点となった今回の選挙では、これまでとは異なる動きを見せたWebのトレンドや、エリアマーケティングにおける新たな発見も多く私共にも大変貴重な経験となりました。

今回も私たちは、有権者の皆様にわかりやすく情報をお届けし、地域のリーダー選びにおいての判断材料としていただくことに徹しました。このような機会をいただけたことを光栄に思います。菅原文仁氏の今後の益々のご活躍をお祈りしております。

菅原文仁戸田市長のページ(戸田市公式HPへジャンプします)

選挙プロモーションを担当させていただいた5名全員が当選!!

選挙プロモーション弊社が所在する埼玉県戸田市にて2017年1月29(日)戸田市議会議員選挙が執行されました。当社は今回、ポスター制作を含む、5名の候補者のプロモーションを担当させていただきました。5名全員が当選されました。(※うち1名、31名中トップ当選 ※うち1名選挙戦参戦1カ月で当選)…詳細はこちらをご覧ください。

ドナルド・トランプの勝利に見る

2016年11月8日執行のアメリカ合衆国大統領選挙では、ドナルド・トランプが勝利しました。ドナルド・トランプは、まさに政治家にとって、「ブランディング」が重要であることを示しました。2008年出版の「トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ」(ちくま文庫刊)の幾つかのフレーズからドナルド・トランプの人物を垣間見ることができます。

  • 私自身アースカラー(天然の土や石の色。赤みがかったものから茶系統まで幅広い)が好きだ。原色より色合いが豊かで、エレガントだからだ。

  • 私にとって金はそれほど大きな動機ではなく、単に実績を記録するための手段にすぎない。本当の魅力は、ゲームをすること自体にあるのだ。

  • 何かを買いたい時は、それが大して価値のないものだと売手に思わせたほうがこちらにとっては有利なのだ。

  • 悪い評判より良い評判のほうが好ましいには違いないが、商売をする上から言うと、何も言われないより悪く言われたほうがましだということだ。つまり、論争の種になると売れるのだ。

  • 失業者に生活保護を与えるより、職を提供するほうがよほど建設的だと思う。

ここからわかるように、ドナルド・トランプは「ビジネス」というゲームを楽しむ筋金入りのプレーヤーなのです。当然ながらビジネスというゲームは「ストラテジー(strategy)」「ブランド(brand)」「マーケット(market)」を知らずして、勝つことも楽しむこともできません。ビジネスにおいて無知が大きなリスクになるのと同じように、政治においても生活者そして自らを知ることを怠ってはなりません。なぜなら、生活者と自らの位置付けを明確化することからブランドが構築されていくからです。そのブランドを戦略的に運用していくことこそが成功に至るただ一つの道なのです。「政治家のブランディング」で、ゲームを楽しむ本当のスキルを手に入れていただければ幸いです。

アメリカ大統領選の戦略

ドナルド・トランプはいわゆる「炎上」によってメディアを最大限に活用しています。パブリシティを巧みに利用してビジネスを拡大してきたドナルド・トランプらしい戦略です。「注目されること=売れること」という持論は大統領選に良い結果をもたらすのでしょうか。

一方のヒラリー・クリントンは、前回の大統領選ではインテリジェンスを強調した戦略をとっていました。今回は、女性として社会的マイノリティーを強調する戦略に出ています。何れにしても、両者ともコンセプトを明確にしてインパクトで勝負しています。

さて、オバマの選挙の戦略に関しては多くの情報が公開されています。歴史的勝利を収めたオバマの戦略から学ぶこともあるのではないでしょうか。

オバマのネット戦略

アメリカでオバマ大統領のネット選挙を支えたのは多くのITエンジニアでした。GoogleやamazonなどIT企業のエンジニア40名、平均年齢23歳のメンバーが中核を担ったオバマ大統領のネット戦略部隊。陣営はナビゲーションシステム(Campus)を使ってボランティアの戸別訪問を管理し、民意のデータをクラウドから収集(Optimizer)して分析を行いました。また、複数の掲示板などにも登場し、くまなくアピールしました。土地柄に優位なタレント(例:ジョージクルーニー)を起用して、応援メッセージをもらう等のプロモーション活動を行いました。発信した情報が一部炎上した際には、炎上した経緯の説明と、危機状態にあることを詳しく発信することで20万人の共感を呼び、多額の寄付金を集めました。Twitterでは常に数十万人を動かす効果があり、とりわけテレビ討論の際には1030万人がリツイートしました。当選確実の報告はオバマのつぶやきに対し、85万リツイート、リツイートは波及し10〜20分で数千万人に伝わりました。これはマスメディアよりも断然早いリーチです。

投票率の向上を訴えたミシェル夫人

アメリカでは、浮動票の獲得を目的として、期日前投票への呼びかけを集中的に行うことが一般的です。ミシェル夫人はDMでオバマへの投票を依頼したのではなく、投票に行ってもらうよう依頼しました。投票率の向上を訴えることは、政治家の妻の振る舞いとしてとして、オバマにプラスイメージを与えたのではないでしょうか。

政治にブランディングは欠かせない

本人はもちろんのこと、陣営の関係者全ての振る舞いは、一つの大きなコンセプトに基づいていなければなりません。候補者のコンセプトを比較し、心を打ったコンセプトに投票するのが有権者の行動だからです。コンセプトとは人物を表すイメージ「人柄」だと考えることができます。本人の「人柄」を見える化することが、まさにブランディングの醍醐味といえます。

政治家のブランディング「SEIJI2.COM」オープンのご案内

政治家のブランディング「SEIJI2.COM」がオープンいたしました。

政治家のブランディング「SEIJI2.COM」は政治家のプロモーション、ブランディング、マーケティングを行う政治家専門のプロフェッショナルチームです。特にアナログメディアとWebメディアを融合して、結果を最大限に引き出す戦略を得意としています。政治にもブランディングやマーケティングが欠かせない時代になってきました。政治に関するより効果的なイメージ戦略、情報戦略を実現する「SEIJI2.COM」が、政治家の皆さまのお役に立てれば幸いです。